2019年8月23日(金)

スポーツウエア、若い女性の「普段使い」拡大 韓流が火付け役

2019/6/28 16:42
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スポーツウエア市場で若い女性の存在感が高まっている。市場調査会社のエヌピーディー・ジャパン(東京・港)によると、2018年5月から19年4月までの日本のスポーツウエアの市場規模は3800億円と前年同期比で2%減少した。一方、若い女性の間では韓流ブームを背景に、スポーツウエアの「普段使い」が増加。14~24歳の普段使い用の購入金額は前年同期比で1割増加した。

国内の0~13歳用を除くスポーツウエアの購入金額は男性が2690億円と前年同期比3%減なのに対し、女性は1110億円と同1%増と微増だった。スポーツウエアの利用目的を聞くと、男性はスポーツ利用、普段着利用どちらも3%減だったが、女性はスポーツ利用が横ばいで、普段着利用が3%増だった。

女性のスポーツウエアの利用シーンを年代別にみてみると、スポーツ利用をしているのは45歳以上の女性が最大比率で40%を占めた。一方で、普段着利用をしている女性を年代別に見ると、14~24歳が34%と最も比率が高かった。14~24歳の普段使い用の購入は、金額ベースでみると、前年同期比10%増と大きく増えている。女性のスポーツウエア市場を若い女性がけん引している。

火付け役は若者の間での韓流ブームという。スポーツウエアを普段着使いする文化は米国が本場で韓国でも根付いている。エヌピーディー・ジャパンによると、若者に人気の韓流スターが普段着としてスポーツウエアを着こなし、それを見た日本の若者の間でスポーツウエアを普段着として使うことが増えているという。流行に敏感な若い女性から、いかに他の世代や男性に普段着としてのスポーツウエアを根付かせるかが、今後の成長の鍵になりそうだ。

調査は18年5月から19年4月まで、過去1カ月の間にスポーツウエアを購入した16~69歳の男女を対象にネット上のアンケートで実施した。有効回答数は累計2万7000件。

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