どうする介護現場のハラスメント 村木厚子氏に聞く
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介護職員へのハラスメント対策が急務となっている。厚生労働省は有識者会議を設け、相談窓口の設置など介護事業者がどう対応すべきかまとめたマニュアルを策定した。その狙いについて、会議で委員長を務めた津田塾大の村木厚子客員教授に聞いた。
ハラスメント受けた2~4割が「仕事を辞めたい」
――マニュアル策定にあたり、実態を調査した。
「訪問介護で利用者からハラスメントを受けたことがある職員は50%、福祉施設では71%に及ぶなど、深刻な状況がわかった。ヘルパ...
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