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アプリの視聴率がわかる 高専卒起業家の独創力

フラー・渋谷修太社長 前編(日経STARTUP X)

IT(情報技術)スタートアップのフラー(千葉県柏市)が開発した「AppApe(アップ・エイプ)」はスマホアプリの利用状況をテレビ番組の視聴率のように分析するツール。同社を率いる渋谷修太社長は、最近注目を集める高等専門学校(高専)出身の起業家の1人だ。ハードやITの実践的・創造的な技術者を育成する高専は今、イノベーションの重要な担い手として期待されている。動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」に出演した渋谷社長は、自らの経歴を振り返りながら、高専生独特の強みを解説した。

「AppApe」は個別のアプリの利用者数や性別・年齢の構成比、使われた時間帯などのデータがわかるツールで、アプリ開発者向け分析サービスでは国内首位。自社だけでなく競合社のアプリのデータも把握でき、最近はIT企業の業績を予測する投資家も注目している。ブラックボックスだった利用状況を「見える化」したいという着想は10年前に遡るという。フラー自身も分析データを大手とのアプリ共同開発に生かしていく考えだ。

渋谷修太(しぶや しゅうた)1988年生まれ。長岡高専を卒業後2009年に筑波大に編入学。11年グリー入社。同年に茨城県つくば市でフラーを創業、代表取締役最高経営責任者(CEO)に就任。

渋谷社長が起業を志したのは長岡高専に通っていた18歳のとき。経営を学ぶため編入学した筑波大在学中に米グーグルの本社を視察して刺激を受け、ITの会社を興そうと決心した。グリーを経て高専卒の仲間とフラーを創業。最近、同社を志望する高専出身者も多く、現在は社員の4割以上を占めているという。経営者の立場から見た「本質的に技術が好き」な高専生の魅力とは。

(2019年6月19日収録)

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