2019年8月25日(日)

鉱工業生産5月2.3%上昇 先行きは「一進一退」

2019/6/28 10:33
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経済産業省が28日発表した5月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整値)は105.2だった。前月比2.3%上昇と大幅に伸び、2カ月連続で上昇した。国内需要が強く、自動車や自動車部品の生産が好調だった。6月には反動減が見込まれるため、経産省は「生産は一進一退」との基調判断を維持した。

15業種のうち、13業種で上昇した。自動車の伸び幅が大きく、前月から5.2%上昇した。5月に国内で新モデル車の発売が多く、生産が増えた。海外向けも需要が回復しているという。電気・情報通信機械工業は4.4%上昇だった。国内でデスクトップ型パソコンや開閉制御装置などの大型受注が相次いだ。

5月は大型連休の影響で企業の生産活動は一定程度の停滞が見込まれていた。実際には国内需要に対応するため、連休中も稼働したり、一日の生産量を増やしたりする動きが広がった。

もっとも先行きは強くない。メーカーの先行き予測をまとめた製造工業生産予測調査によると、6月は前月比1.2%低下、7月は0.3%上昇となる。経産省は「今後生産は上昇基調にあるとまでは言えない」とした。同省の聞き取り調査では、中国経済の先行きを懸念する声が企業から出たという。

5月の在庫指数は104.4で、前月比0.6%上昇した。上昇は2カ月ぶり。化学工業で日焼け止めなど季節商品の在庫が増えた。

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