排出枠移転で対立 国連温暖化交渉、合意を持ち越し
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【ブリュッセル=竹内康雄】国連の気候変動に関する会合は27日閉幕し、地球温暖化対策の合意を年末の閣僚会合に持ち越した。各国間で排出枠を取引する制度を巡り対立している。「パリ協定」の適用が始まる2020年まで約半年となり、年末までに合意できなければ企業活動や排出削減目標の達成に影響する可能性がある。
ドイツのボンで17日から開かれていた国連の実務者会合は、19年末にチリで開く第25回国連気候変動枠組...
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