2019年8月25日(日)

BASF、全世界で6000人削減 化学品需要減に対応

2019/6/28 5:20
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【フランクフルト=深尾幸生】欧州化学最大手の独BASFは27日、2021年末までに全世界で約6千人の従業員を削減すると発表した。全従業員の約5%にあたり、3億ユーロ(約370億円)のコスト削減効果を見込む。自動車向けなどを中心に化学品の需要が減速していることに対応する。

BASFは固定費を削減し需要停滞に備える

削減する6千人のうち約半分はドイツ国内。独西部ルードビヒスハーフェンにある本社の管理部門を中心に組織を簡略化する。21年以降に年間20億ユーロのコスト削減を目指しており、その一環だ。

BASFの主力納入分野である自動車は、米中の貿易摩擦などの影響で世界的に需要が減速している。その影響でBASFの営業利益に相当する特殊要因を除くEBIT(利払い・税引き前利益)は、18年12月期に前の期より17%減、19年1~3月期も前年同期比24%減だった。

特殊要因を除くEBITが売上高に占める比率は1~3月期も10%を上回っているが、早期に手を打ち収益力を高める。

農薬などを含むドイツの化学業界では、独バイエルが18年11月に全従業員の約1割にあたる1万2千人を21年末までに削減すると発表していた。

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