2019年8月21日(水)

JR東海、定年65歳に延長 リニアなど事業拡大に対応

2019/6/27 19:38
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JR東海は27日、社員の定年を60歳から65歳に延長すると発表した。2020年4月から実施し、実施日時点で50歳以下の社員を対象とする。少子高齢化で採用環境が厳しくなるなか、60歳以上の経験豊富な人材を生かす狙い。

定年延長はJR各社の中で初めて。東海道新幹線やリニア中央新幹線の建設など将来的な事業の広がりを見据え、人手不足に対応する。

金子慎社長は27日、東京で開いた記者会見で「少子化で採用活動はますます厳しい。60歳以上の社員が技術や経験を生かして活躍できるようにする」と述べた。

定年延長に合わせて給与制度を見直し、50歳から60歳までの基本給の上昇を抑える代わりに60歳以上の給与水準の向上を確保する。

JR東海はこれまで定年退職後に再雇用を希望した社員を専任社員として採用してきた。同社によると約9割の社員が再雇用を希望し、60歳以降も働き続けている。

少子高齢化に伴い、日本の生産年齢人口の減少は深刻だ。政府は企業に希望者全員の65歳までの雇用を義務づけ、経済や社会保障の担い手を増やすよう促す。厚生年金の支給開始年齢も引き上げており、定年延長は年金が支給されない空白期間の解消にもつながる。

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