ユニリーバ日本法人、20年に全ボトルを再生品に

2019/6/27 16:18
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英蘭ユニリーバの日本法人ユニリーバ・ジャパン(東京・目黒)は27日、2020年までに、容器の素材を石油由来から再生樹脂に代替する方針を発表した。ペットボトルの素材となるポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂をほぼ全量、再生品に替える。8月5日以降に発売するヘアケア主要ブランド「LUX」などで新商品やリニューアル商品に使用する。

ユニリーバ・ジャパンは使用済みのペットボトルを資源として再利用する(東京・目黒の本社)

同日開いた記者会見でユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング(同)の高橋康巳社長兼最高経営責任者(CEO)は「(再生樹脂に代替することで)使い捨て社会から再生可能でごみにならない循環型社会を目指したい」と話した。数%コストが増える見込みだが、今後プラスチックの使用量を減らした新たな容器を採用するなどして増加分を吸収する。

8月に詰め替え容器の素材に再生PETを採用する。10月にはボトル製品の本体に再生PETを最大95%使用した商品を投入する。このほか、20年春にプラスチックの使用量を24%減らした商品も発売する見通し。英蘭ユニリーバは25年までに包装容器に使うプラスチックの25%を再生素材に代替することを公表していた。今回、日本法人として使用済み飲料ペットボトルを回収、再利用してヘアケア商品などに使う循環サイクルを確立できたという。(後藤健)

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