2019年8月20日(火)

株価低迷や成長戦略に質問、パナが株主総会

2019/6/27 13:36
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パナソニックは27日、神戸市で株主総会を開いた。28日から大阪市で20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開幕することに伴い、初めて大阪府外で総会を開いた。出席した株主は2650人と2018年に比べ半減。株主からは低迷する株価や、注力する車載電池の成長性を巡る質問が目立った。

パナソニックの株主総会では株価低迷などに関する質問が相次いだ(27日、神戸市)

津賀一宏社長は株価低迷について「ご心配、ご迷惑をおかけしていることを心からおわび申し上げる」と述べた。原因は19年3月期の業績下方修正を重ねたほか、投資してきた車載電池事業で利益貢献が遅れているためと説明。電気自動車(EV)向け電池の主要取引先である米テスラの先行き不透明感が強まったことも一因とした。

パナソニックの課題認識を巡り社外取締役の発言を求める株主もいた。社外取締役の大田弘子氏は「どの分野に狙いを定めて成長するのか模索の過程」と見解を述べた。

「中国メーカーが台頭する中で車載電池は生き残れるのか」との質問に対し、担当役員はトヨタ自動車との共同生産などで競争力を増すと説明。津賀社長は「何としても生き残る」と強調した。

別の株主からは破産した家電のスタートアップに投資した経緯説明を求める声や、役員の多さを指摘する声もあった。

株主総会は別の日程や会場を選べなかったのか質問する株主もいた。会社側は20年の総会はこれまでと同じ大阪市の会場に戻す方針だと説明。取締役の選任など3議案を可決し、例年並みの117分で終わった。

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