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AIが通行人に話しかけ 電通系とクーガーが実証実験

人工知能(AI)アシスタントが立ち止まった通行人に自発的に声をかける(実証実験のイメージ)

電通国際情報サービス(ISID)は29日から人と対話できる「AI(人工知能)アシスタント」の実証実験を東京都内で始める。デジタルサイネージ(電子看板)に映し出されたキャラクターが設置地域に関連した情報を能動的に発信。通行人が顔を向けているかどうかを認識し、最適なタイミングで話しかける。

最先端技術の活用法を研究するISIDの「オープンイノベーションラボ」とAIアシスタントを開発したクーガー(東京・渋谷)が共同で実験を進める。29~30日の2日間、京王線調布駅前の商業施設「トリエ京王調布」(東京都調布市)内の広場に専用装置を設置し、地域住民の行動に変化を促せるかどうかを検証するという。実験の対応言語は日本語のみだが、誰でも参加が可能。

デジタルサイネージに映し出されたヒト型のAIアシスタント「レイチェル」が通行人の歩くスピードなどを検知し、会話に備える。待機時は肩をゆらして歩いたり髪をかきあげたりなどし、通行人が立ち止まるように仕向ける。

人の顔が正面を向いていることを認識すると、21種類の表情を交えて手を振ったり、あいさつしたりして会話のきっかけをつくる。通行人が返答すると会話がスタートし、地域の見どころやイベントに関するクイズを出題。対話をリードしながら地域の魅力や取り組みを発信していく。商業施設内のセール情報や周辺のスポーツ施設での試合情報も発信する。

実証実験を通してAIアシスタントの精度を高め、将来的には地域活性化などに役立てていきたい考え。ISIDは地域のイベントなどの周知活動に苦労する自治体などにAIアシスタントの導入を促していきたい考え。クーガーは技術改良を進め、AIアシスタントが人の表情やジェスチャーに合わせた行動がとれるようにしていく。「早ければ2020年内に実用化する」(クーガー)という。

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