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トランプ氏「多くの国が米を利用」 貿易・安保で不満

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は26日、28~29日に大阪で開く20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するためワシントンを出発した。出発前にホワイトハウスで記者団に対して「多くの国が米国を利用してきたがそんなことはすぐに全くなくなる」と強調した。トランプ氏は貿易や安全保障協力で米国が不公平な立場に置かれているとの不満が根強く、G20サミットを控えて各国をけん制した。

トランプ氏は同日のFOXビジネス・テレビのインタビューで日本との安保協力に関して「日本が攻撃されれば我々はどんな犠牲を払ってでも戦う。だが米国が攻撃されても日本は必ずしも助けてくれない」と指摘した。

「米国が攻撃されたとき日本はその状況をソニーのテレビで見ていられる」と語り、防衛義務が一方的だとの不満を示した。トランプ氏には安保協力を取引材料に使い、日本との貿易交渉を優位に進める狙いもありそうだ。

北大西洋条約機構(NATO)をめぐる軍事費負担について「ドイツは支払うべき分を支払っていない」と非難した。一方で独ロ間の天然ガスパイプラインの建設計画を念頭に「ドイツはエネルギー調達でロシアに大量のお金を支払っている」と指摘した。「中国よりも欧州による米国の扱いの方がひどい」とこき下ろした。

トランプ氏は金融緩和に意欲を示す欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁を評価し「米連邦準備理事会(FRB)議長に据えるべきだ」と語った。FRBのパウエル議長に利下げするよう重ねて圧力をかけた形だ。「欧州は市場に資金を供給しているのにFRBは吸い上げている」と指摘した。

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