28日に米ロ首脳会談、ロシア大統領府 核軍縮など協議

2019/6/27 1:12
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【モスクワ=小川知世】ロシア大統領府は26日、大阪で開く20カ国・地域首脳会議(G20サミット)にあわせてプーチン大統領と米国のトランプ大統領が28日に会談すると発表した。8月上旬に米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約の失効を控え、核軍縮などを協議する。首脳会談は2018年7月にヘルシンキで開かれて以来約1年ぶりとなる。

2018年7月の首脳会談後に記者会見するトランプ米大統領(左)とロシアのプーチン大統領(ヘルシンキ)=ロイター

ウシャコフ大統領補佐官によると、会談は約1時間を予定し、場所はG20サミットの会場で米国側が確保した。それぞれ4~5人の代表団が同席する形式になるという。核軍縮協議のほか、イラン核合意や北朝鮮、シリア、ウクライナ情勢などを議題にあげた。

プーチン氏は28日に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とインドのモディ首相との3カ国首脳会談も予定する。29日にかけて安倍晋三首相のほか、英独仏や韓国などと首脳会談することも明らかにした。トルコのエルドアン大統領とも会談し、米国が反対するトルコによるロシア製ミサイル防衛システム「S400」導入を確認する。

ロシアはイラン情勢などが緊迫するなか、各国首脳と精力的に会談し、米国と対等な「大国」の立場を演出する考えだ。米ロ首脳会談は18年にブエノスアイレスでの前回のG20サミットで、直前に米国側がキャンセルした経緯がある。ロシアは今回の米ロ会談も「正式な提案があれば前向きに検討する」(ラブロフ外相)と実現を断言するのは避けていた。

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