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インターステラ、夏にロケットを再打ち上げへ

ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)は26日、小型の観測ロケット「MOMO(モモ)」4号機を今夏に打ち上げると発表した。同社は5月に3号機の打ち上げを成功させた。頻度と信頼性を高めて商用化を急ぐ。4号機では宇宙から紙飛行機を放出し、幅広い実験ができることをアピールする。

同社が手がけるのは全長10メートル、直径50センチ、重さ約1トンの液体燃料ロケット。5月に打ち上げたモモ3号機は国内企業が単独で開発したロケットでは初めて宇宙に到達した。4号機も機体の構造や性能は3号機と同じで、宇宙空間とされる高度100キロメートルを目指して北海道大樹町の発射場から打ち上げる。打ち上げ日程は後日発表する。

東京都内で同日に開いた記者会見ではマッチングアプリのpaters(東京・新宿)や精密鋳造部品のキャステム(広島県福山市)など6社のスポンサーを発表した。キャステムは宇宙で機体から紙飛行機を放つ実験をする。耐熱加工をした約10センチ四方の扇子型の紙飛行機を、機体に設けた2センチの穴から3機放出する。紙飛行機には支援者の氏名やメッセージを書き込み、海上や地上に戻ったところを回収する計画だ。

平和酒造(和歌山県海南市)は同社の日本酒をモモの燃料の一部に使う。純米大吟醸「紀土(きっど)」1.8リットルを蒸留してアルコール度数を80%強に高め、燃料のエタノールに混ぜる。日本酒は燃料全体から見れば数%程度という。ほかにも高知工科大学の音波を検知するセンサーなどを載せる。

5月の3号機で初めて打ち上げに成功した同社だが、2023年以降の衛星打ち上げに向けては顧客の開拓が重要になる。稲川貴大社長は「4号機はまだ実験だが、短期間で打ち上げられることを示して商用化につなげる。成功の実績を重ねて信頼を得ていきたい」と話した。

(山田遼太郎)

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