2019年7月19日(金)

東北電、脱原発提案否決 株主総会、女性初の役員誕生

北海道・東北
2019/6/26 19:06
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東北電力は26日、仙台市内で株主総会を開いた。同社で初となる女性役員の選任など会社提案は全て承認・可決された。一方、脱原子力発電や日本原子力発電との電力供給契約の破棄などを求める株主提案は全て否決された。総会に出席した株主数は平成以降最も少ない695人だった。

株主総会後に記者会見を開いた東北電力の原田宏哉社長(26日、仙台市)

総会では女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)や東通原子力発電所(青森県東通村)などの原子力事業から撤退するよう求める声が多く上がった。東北電は女川原発2号機の安全対策工事費が3400億円になるとする一方、再稼働すれば年350億円の燃料費が削減できると訴えた。

日本原電の発電所運営に必要な費用を負担していることについても批判が集中したが、日本原電の東海第2原子力発電所(茨城県東海村)が再稼働すれば1400億円のコスト削減ができる試算や、廃炉作業などの知見を共有できる点を訴えて理解を求めた。

東北電は社外取締役として宮城学院女子大学現代ビジネス学部の宮原育子学部長を迎え入れた。2018年の総会では株主から女性の取締役を望む声が寄せられていた。総会後に会見を開いた原田宏哉社長は「女性ならではの観点や視点から貴重な意見を頂きたい」と話している。

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