2019年7月22日(月)

タイ中銀、政策金利据え置き 成長率予想は下方修正

東南アジア
2019/6/26 18:38
保存
共有
印刷
その他

【バンコク=村松洋兵】タイ中央銀行は26日の金融政策委員会で、政策金利(翌日物レポ金利)を年1.75%に据え置くと決めた。据え置きは4会合連続となる。米中貿易摩擦に伴う輸出の減少などを理由に2019年の実質国内総生産(GDP)伸び率の見通しを下方修正したが、「現行の緩和的な金融政策は経済成長の継続に貢献する」と全会一致で判断した。

タイは輸出の減少で経済成長が減速している(タイ中部のレムチャバン港)

19年の実質GDP伸び率は従来見通しの3.8%から3.3%に引き下げた。中国に工場を置く製造業などが部品調達を減らしているとみられ、電子部品や自動車部品の輸出が減少している。中国経済の減速を受けて、観光客の減少も見込む。

マレーシアやフィリピンなどの周辺国は景気を刺激するために利下げに動いている。タイは家計債務の膨張や、不動産マネーの流入を警戒しており据え置きを決めた。

タイ中銀は18年12月、景気回復を受けて7年4カ月ぶりとなる利上げを決め、政策金利を0.25%引き上げた。その後は米中貿易摩擦を主因とした世界経済の不透明感などを理由に、据え置きを続けている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。