マイケルさん没後10年追悼 ファン集結、虐待疑惑が影

2019/6/26 10:45
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【グレンデール=共同】「キング・オブ・ポップ」と呼ばれ、2009年6月に50歳で急死した人気歌手マイケル・ジャクソンさんの10年目の命日を迎えた25日、西部ロサンゼルス近郊グレンデールの墓地に約400人のファンらが集まった。ハリウッドでも追悼イベントが予定されており、根強い人気を示した。

 マイケル・ジャクソンさんの墓地前で似顔絵を掲げるファンら(25日、米カリフォルニア州グレンデール)=共同

 マイケル・ジャクソンさんを追悼し、横断幕にメッセージを書き込む男性(25日、米カリフォルニア州グレンデール)=共同

今年に入り、ジャクソンさんの子どもへの性的虐待を告発する新たなドキュメンタリー作品が公開。性被害を訴える「#MeToo」(「私も」の意)運動の影響もあり、生前の虐待疑惑に再び注目が集まる「複雑な記念日」(米メディア)となり、影を落とした。

英ロンドン在住の黒人女性は「ここはとても大切な場所。死去から1年の命日に続き来ることができた」とうれしそうに話し、毎年来ている日本人女性は「きょうは人が多く、特別な日であることを感じる」と語った。

ジャクソンさんのTシャツやステージ衣装に身を包んだファンらは亡くなった時間に合わせて黙とう。「ヒール・ザ・ワールド」など代表曲を歌いながら故人をしのんだ。

公開されたドキュメンタリー作品は英国人ダン・リード監督の「ネバーランドにさよならを」で、男性2人が幼少時から繰り返し性的虐待を受けていたとする証言を約4時間にわたって描いた。だが遺族らは「信ぴょう性がない」と一蹴し、ジャクソンさんの遺産管理団体も製作に関わった米有料テレビHBOを相手取り訴えを起こした。

ジャクソンさんは生前、別の少年への性的虐待事件で逮捕されたが、無罪評決を勝ち取った。米連邦捜査局(FBI)も無罪との捜査結果を公表している。

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