2019年9月15日(日)

米マイクロン、ファーウェイ向け出荷を一部再開

2019/6/26 7:43
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半導体メモリーを主力とする米マイクロンはファーウェイ向けの出荷を一部再開した=ロイター

半導体メモリーを主力とする米マイクロンはファーウェイ向けの出荷を一部再開した=ロイター

【シリコンバレー=佐藤浩実】米半導体大手のマイクロン・テクノロジーは25日、中国の華為技術(ファーウェイ)への製品出荷を6月半ばから一部再開したと明らかにした。2019年3~5月期決算の説明会で、サンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)が説明した。製品によっては「輸出規制に抵触しない」と判断したという。マイクロンの株価は時間外取引で一時、8%強上昇した。

マイクロンはメモリーと呼ばれる半導体が主力。13年に日本のエルピーダメモリを買収したことでも知られ、広島県にも工場を持つ。手掛ける製品の多くはDRAMなどスマートフォンやパソコンに使われる汎用品で、韓国のサムスン電子やSKハイニックスが競合にあたる。

マイクロンによれば、5月に米商務省がファーウェイを輸出規制リストに加えた直後に同社への出荷を一時停止。その後、禁輸措置について詳しく調べたうえで「2週間前から再開した」(メロートラ氏)という。品目の詳細は明らかにしていないが、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は25日に米国外で製造された半導体製品で出荷再開の動きがあると報じていた。

インテルなどほかの米半導体メーカーでも一部の製品を対象に同様の動きがみられるという。米国半導体工業会(SIA)は「米政府との議論を通じて、規制のもとでも一部の製品はファーウェイに出荷できることが明らかになった」(ジョン・ニューファー会長)との見方を示している。

マイクロンの3~5月期の売上高は前年同期比39%減の47億8800万ドル(約5100億円)、純利益は78%減の8億4000万ドルだった。需給のだぶつきによるメモリー価格の大幅な下落が響いたが、市場予想は上回った。メロートラ氏は「需要回復のサインが出始めている」と述べる一方で、20年度(19年9月~20年8月)の設備投資を減らす方針も示した。

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