NY金、一時6年ぶりの高値 米・イラン関係緊迫で - 日本経済新聞
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NY金、一時6年ぶりの高値 米・イラン関係緊迫で

【ニューヨーク=伴百江】25日のニューヨーク金先物相場は4日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は一時1トロイオンス1442.9ドルと、中心限月でみて2013年5月中旬以来、ほぼ6年ぶりの高値をつけた。終値は前日比0.5ドル高の同1418.7ドルだった。米・イラン関係の緊迫状態を受け、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが広がった。

トランプ米政権が24日発表したイランに対する追加経済制裁に対し、イランのロウハニ大統領が「米政権の決定は外交交渉の余地をなくす」と語ったと伝わった。両国の緊張関係が長引くとの懸念から金を買う動きが強まった。また、米中貿協議の先行き不透明感や米国での利下げ観測の強まりも金相場を支えた。

金相場は6月初め以降、約8%上昇した。金先物相場の上昇を背景に、金鉱山のニューモント・マイニングの株式は25日終値が前月末比15%、バリック・ゴールドは同29%上昇した。さらに金先物指数や金鉱株で構成する指数をベースにした上場投資信託(ETF)への資金流入も加速している。

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