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フェデックス、米政府を提訴 ファーウェイ禁輸「理不尽な負担」

【ニューヨーク=高橋そら】米物流大手フェデックスは24日、米中の貿易摩擦を背景とした米政府の輸出規制に対応するために「理不尽な負担」を強いられているとして、同政府を提訴した。同社は5月に中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の小包を無断で転送する問題を起こしており、米政府が定めた輸出規制への対応が誤配の原因だったとみている。

フェデックスの物流網は世界中に広がっている=ロイター

同社は24日付で米商務省を相手取り米連邦地方裁判所に訴えを起こした。同日発表した声明でも「フェデックスは運輸会社であり法執行機関ではない」と主張。米政府の輸出規制により自社の物流網を経由する多数の貨物を毎日監視するという「理不尽な負担」を強いられていると訴えた。同社の従業員たちが全ての貨物の原産国や技術要件を調べることは不可能だという。

同社のフレッド・スミス最高経営責任者(CEO)は米FOXニュースのインタビューで「当社は1日に約1500万個もの貨物を扱うにもかかわらず、1つでも違反があれば1個あたり25万ドル(約2700万円)の罰金を科せられる」と説明した。

米国は5月、国家安全保障や外交政策上の懸念があるとして指定した企業を列挙した「エンティティー・リスト(EL)」にファーウェイを加えた。同社への米国製品の輸出を事実上禁止する措置を導入した。

フェデックスは5月、ファーウェイが東京から中国に送った2つの小包を米国に無断で転送した。米政府による輸出規制措置に対応するため内部手順を変更した結果、小包を誤って転送してしまったという。中国当局はフェデックスの配送体制などの調査に乗り出している。

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