2019年7月17日(水)

山形県に新種牛「福福照号」誕生 うま味の遺伝に重点

北海道・東北
2019/6/25 19:26
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山形県は新たな県産の種雄牛を開発した。肉がたくさん取れるといった従来の種雄牛の特徴とは違い、うま味と関連があるイノシン酸を作り出す能力が遺伝的にすぐれ、米沢牛や山形牛の食味をさらに高める可能性があるという。近く人工授精用に提供を始めて県産牛肉の振興につなげる。

赤肉のうま味を多く作り出す山形県の新たな種雄牛「福福照号」

種雄牛「福福照(ふくふくてる)号」は山形県新庄市の畜産農家で生まれた子牛を県の畜産試験場で買い上げて、種牛候補として育ててきた。脂肪の口溶けのよさがこれまでの県産種牛の中では抜きんでて高く、うま味成分を生み出す能力も高いという。

県はこれまで4頭の種雄牛を作ってきたが、より多くの枝肉を作り出したり、ロースの面積が広かったり、といった能力が重視されていた。福福照号は霜降りの入り具合などは従来並みに優れているうえ、消費の現場で近年注目される赤肉部分のうま味も期待できるという。

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