2019年7月19日(金)

丸紅、中国で低温輸送網 現地新興企業と合弁設立

自動車・機械
サービス・食品
中国・台湾
アジアBiz
2019/6/25 18:57
保存
共有
印刷
その他

【北京=多部田俊輔】丸紅は25日、中国でコールドチェーン(低温輸送網)分野に参入すると発表した。中国の物流向けIT(情報技術)関連のスタートアップと、専用車両のリース事業を手掛ける合弁会社を設立する。丸紅が北米で培ったコールドチェーン物流のノウハウと中国側のIT技術を組み合わせ、急成長が続く中国の生鮮品物流の需要を取り込む。

合弁会社の設立イベントであいさつする丸紅の平沢順中国総代表(右)(25日、北京市)

中国スタートアップ、北京匯通天下物聯科技(G7)と合弁会社、天津吉紅融資租賃を天津に設立する。資本金は1億7千万元(約30億円)で、過半はG7側が出資する。7月から中間層が厚く生鮮品の物流需要が大きい上海など華東地区を中心に営業し、3~5年後に5千台の車両運用をめざす。

丸紅は北米で冷蔵と冷凍の温度帯で管理するトレーラー1万台を運用するリース事業を展開し、北米の同事業ではシェア1位という。G7は中国で110万台の商用車の運行情報をリアルタイムで収集、分析して顧客に提供するサービスを提供している。

両社は得意分野のノウハウを持ち寄り、長距離輸送での温度管理に需要のある食品企業などに売り込む。中国では所得向上にあわせて生鮮品の需要が増えるとともに、衛生管理を重視する顧客も広がる。丸紅によると、中国の冷凍・冷蔵物流市場は年率約18%で伸びる見通しだ。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。