2019年7月24日(水)

スシロー、省力型店舗を公開 労働時間3割減へ

小売り・外食
関西
2019/6/25 16:03
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回転ずし大手のスシローグローバルホールディングスは25日、省力化システムを取り入れた新型店舗を公開した。自動会計システムや持ち帰り用の受け取りロッカーなどを初めて導入する。新店に加えて人手不足が深刻な既存店での採用も検討し、1店舗あたり2~3割の総労働時間の短縮につなげる。

スシローは待ち時間なしで商品を受け取れる専用ロッカーを導入する(兵庫県伊丹市)

「スシロー伊丹荒牧店」(兵庫県伊丹市)を26日に改装オープンし、一連の施策を導入する。画像認識を用いた会計システムではカメラで来店客がレーンから取った皿ごとの価格と数を計測する。店員による皿の枚数確認などを省け、会計時間を短くできる。

テークアウト向けに低温の専用ロッカーも設ける。客は同社の注文用ウェブサイトで注文すると発行されるQRコードを指定した店舗のロッカーにかざせば、待ち時間なく商品を受け取れる。

自動受け付け・案内システムやキッチン内の配膳作業を効率化できる仕組みも初めて導入する。全国でセルフレジの導入も進めており、新店では基本的にセルフレジを採用する。

スシローは2016年から競争激化を背景に専門チームを立ち上げ、店舗の効率化につながる研究や開発を進めていた。新居耕平取締役は同日「回転ずしも次のフェーズに入っていくタイミングだ」と意義を強調した。

今後は人材不足が深刻な既存店にも新店と同様のシステムを導入する方針だ。会計や配膳などの効率化で捻出した時間をすしの味に直結する調理作業に充てる。従業員の作業負担減と顧客満足度の向上の両立を狙う。

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