コトバデザイン、音声AIの開発基盤を提供

2019/6/25 15:47
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人工知能(AI)スタートアップのコトバデザイン(東京・渋谷)は企業が音声AIを開発できるプラットフォームの提供を始めた。設計図を公開するオープンソースのソフトウエアで、外部企業に活用を促して普及につなげる狙いがある。

コトバデザインの栄藤稔社長は大阪大学教授も務める

音声AIの開発基盤「コトバエージェント」のベータ版を法人向けに提供し始めた。利用企業がコトバエージェントに文字情報を読み込ませると、特定の分野に詳しい音声AIのアプリケーションを手軽に作成できるという。

家電製品の取扱説明書の情報を入力すると、製品についての簡単な質問に音声AIが答えられるようになる。年内に提供する正式版では質問者の意図を理解するなど、より高度な対応を可能にする。外部企業が自社の用途に合わせてプログラムを書き換えることもできる。

米グーグルの「グーグルアシスタント」や米アマゾン・ドット・コムの「アレクサ」などの音声AIも外部アプリと連携している。ただし対話を制御する中核のプログラムは公開されておらず、機能の高度化などで制約があった。

コトバデザインは自然言語処理に強い。音声AIは家電や自動車の説明書、金融商品を取り扱う業務のマニュアルなど、専門性が求められる企業間取引(BtoB)での需要が今後拡大するとみている。同社はNTTドコモの元執行役員で、大阪大学で教授を務める栄藤稔氏が2017年に設立した。

(山田遼太郎)

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