2019年8月26日(月)

日産、統治改革の議案可決 過半が社外取、指名委等設置会社に

株主総会
日産の選択
2019/6/25 13:34
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日産自動車の株主総会に向かう株主ら(25日午前、横浜市西区)

日産自動車の株主総会に向かう株主ら(25日午前、横浜市西区)

日産自動車は25日に横浜市で開いた株主総会で、会社側が提案していた西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)を含む取締役11人の選任案を賛成多数で可決した。指名委員会等設置会社に移行する定款変更の議案も可決し、社外取締役を中心に経営を監督する仕組みを整えた。西川社長は今後のルノーとの資本関係について「(ルノーの)ジャンドミニク・スナール会長と議論する」と述べ、新体制について協議する考えを明らかにした

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日産は仏ルノーとの関係悪化や業績不振など経営が混乱している。西川社長は株主総会の冒頭で「不適切な完成検査、元会長らによる重大な不正事案で株主に大変なご心配をおかけした。お詫び申し上げたい」と株主に陳謝。取締役全員が起立して株主に対し、頭を下げた。

取締役はこれまでより3人多い11人となった。ルノーからはスナール会長、ティエリー・ボロレCEOの2人が入った。社外取締役は3人から7人に増え、取締役11人の過半を社外が占める。取締役会の議長には、JXTGホールディングスの木村康相談役が就いた。

定款変更の議案を巡っては、日産に43%を出資する仏ルノーが一時は採決で棄権する意向を示した。日産が3つの専門委員会にスナール氏、ボロレCEO氏を入れる人事案を21日に発表し、ルノーは棄権を取り下げて賛成に回った。

18年11月にカルロス・ゴーン被告が有価証券報告書の役員報酬の虚偽記載の疑いで逮捕され、後に起訴された。法人としての日産も起訴された。

日産はゴーン元会長による不正の原因が企業統治の不備にあるとして、12月に有識者による「ガバナンス改善特別委員会」を設置。同委員会が3月に統治改善案を提言し、これをもとに日産は今回の総会で統治体制を刷新する議案を諮った。

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