2019年8月20日(火)

吉本芸人ら「闇営業」影響広がる 番組差し替え、部分カットも

2019/6/25 11:34
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吉本興業などに所属するお笑い芸人が反社会的勢力が主催するパーティーに出席し、同社などを通さない「闇営業」で金銭を受け取っていた問題で、謹慎処分となったお笑い芸人が観光大使を務める自治体は25日、今後の対応の協議などに追われた。テレビ各局も出演番組を急きょ差し替えるなど影響が広がった。

「知名度向上に一役買ってもらっていただけに残念」。謹慎処分となったお笑いコンビ「2700」の常道裕史さんがPR大使を務める大阪府和泉市の担当者は嘆く。同市出身の常道さんは2013年にPR大使に就任し、市のPR動画に出演している。市は今後の対応を協議中といい、担当者は「こんなことになるとは思いも寄らなかった」と驚いた様子だった。

お笑いコンビ「ザ・パンチ」のパンチ浜崎さんは出身地の東京都小平市で「小平市観光まちづくり大使」をコンビで務めていたが、市は謹慎処分の発表後、ホームページからプロフィルを削除した。担当者は「市の魅力発信のために力になってほしかったが……」と肩を落とした。

テレビ各局にも影響が広がる。NHKは「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんが出演する26日の番組を別番組に差し替える。フジテレビも「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんがレギュラー出演する26日のバラエティー番組を出演部分をカットして放送する。テレビ朝日や日本テレビも当該のお笑い芸人の今後の出演を見合わせ、収録済みの番組は「可能な限り配慮して放送する」(日本テレビ)としている。

闇営業で所属事務所から謹慎処分となったのは吉本興業の宮迫さんや、ワタナベエンターテインメントの「ザブングル」の松尾陽介さんと加藤歩さんら計13人。両社によると、13人は約5年前、会社に無断で特殊詐欺グループのパーティーに出席し、見返りに金銭を受け取った。

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