2019年7月23日(火)

トランプ氏のタンカー自衛発言波紋 「安全保障軽視」

トランプ政権
中東・アフリカ
北米
2019/6/25 10:45
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トランプ米大統領は「なぜ米国が他国のために無報酬で航路を守っているのか」と疑問を呈した(24日、ワシントン)=AP

トランプ米大統領は「なぜ米国が他国のために無報酬で航路を守っているのか」と疑問を呈した(24日、ワシントン)=AP

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領が中国や日本に対して中東のホルムズ海峡を航行するタンカーの自衛を求めたことが波紋を広げている。トランプ氏に近い与党・共和党のリンゼー・グラム上院議員は24日、ツイッターで「海上航路での安全な航行は常に安全保障上の国益だ」と強調した。関係国の負担増は必要としつつも米国も安全確保に関与を継続すべきだとの考えを示した。

ポンペオ国務長官も24日、中東地域の航行の自由を「最重要だ」と強調し、米国の関与継続が必要との認識を示した。

トランプ氏は24日のツイッターで「なぜ米国が他国のために無報酬で航路を守っているのか。こうした国々がいつも危険な旅をしている自国の船舶を守るべきだ」と不満を漏らし、「米国は世界最大のエネルギー生産国になった。そこにいる必要すらない」と米軍展開に消極姿勢を示した。

ホルムズ海峡周辺では6月中旬にタンカーが攻撃を受けるなど石油輸送に支障を及ぼす出来事が相次いでいる。米イランの対立が長引くほど、中東への原油依存度が高い日本も対策が必要との見方が出てくる可能性がある。

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