2019年7月20日(土)

日産、西川社長「元会長らの不正事案でお詫び」

株主総会
日産の選択
自動車・機械
2019/6/25 10:36
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日産自動車の株主総会に向かう株主ら(25日午前、横浜市西区)

日産自動車の株主総会に向かう株主ら(25日午前、横浜市西区)

日産自動車は25日午前、横浜市内で株主総会を開き、西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)を含む取締役11人の選任案などを提出した。日産は仏ルノーとの関係悪化や業績不振など経営が混乱している。西川社長は株主に陳謝し、再建に向けて尽力すると誓った。

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西川社長は株主総会の冒頭で、「不適切な完成検査、元会長らによる重大な不正事案で株主に大変なご心配をおかけした。会社を代表してお詫び申し上げたい」と述べた。全取締役が起立して株主に対して頭を下げた。

株主総会に提出した取締役選任案はこれまでより3人多い11人。ルノーからはジャンドミニク・スナール会長、ティエリー・ボロレCEOの2人が入る。社外取締役はこれまでの3人から7人に増え、取締役11人の過半を社外が占める。取締役会の議長には、JXTGホールディングスの木村康相談役を推す。

社外取締役を中心に経営を監督する指名委員会等設置会社に移行する定款変更の議案も提出する。日産はカルロス・ゴーン元会長による不正の原因が企業統治の不備にあるとして、昨年12月に有識者による「ガバナンス改善特別委員会」を設置。同委が今年3月に統治改善案を提言していた。

定款変更の議案を巡っては、日産に43%を出資する仏ルノーが一時は採決で棄権する意向を示した。日産が3つの専門委員会にスナール氏、ボロレCEO氏を入れる人事案を21日に発表し、ルノーは棄権を取り下げて賛成に回った。

18年11月にゴーン被告が有価証券報告書の役員報酬の虚偽記載の疑いで逮捕され、後に起訴された。法人としての日産も起訴された。株主からの質問では西川社長の責任を追及する厳しい声が相次いだ。

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