出光美術館、若冲など約190点購入 米プライス氏から

文化往来
2019/6/24 19:33
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出光美術館(東京・千代田)は24日、江戸絵画などの収集で知られる米国のジョー・プライス氏の収集品の一部を購入したと発表した。伊藤若冲の代表作の一つ「鳥獣花木図屏風」や円山応挙「虎図」など約190点で、購入額は明らかにしていない。そのうち約80点を2020年9月に始まる展覧会で公開する。

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伊藤若冲「鳥獣花木図屏風(右隻)」(六曲一双、紙本着色、江戸時代、18世紀、出光美術館蔵)

伊藤若冲「鳥獣花木図屏風(右隻)」(六曲一双、紙本着色、江戸時代、18世紀、出光美術館蔵)

プライス氏は悦子夫人との二人三脚で長年、日本絵画を収集し、米ロサンゼルスで公開する傍ら、若手研究者に宿泊施設を提供するなど日本美術の研究を後押ししてきた。高齢のため、収集品の売却先を探しており、出光美術館は競売大手クリスティーズを通じて購入したという。

出光美術館は「貴重な作品が多く、継承できたことは非常に光栄なこと。調査研究を進めたい」と話している。

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