2019年7月19日(金)

「株価低迷、深く受け止める」ソフトバンク株主総会

株主総会
ネット・IT
2019/6/24 19:21
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ソフトバンクグループの国内通信子会社ソフトバンクは24日午後、千葉市で上場後初めてとなる株主総会を開いた。株主からは低調な株価への不満の声が出るなか、宮内謙社長は「成長には自信を持っている」と強調。子会社化を予定するヤフーと連携するなど、非通信分野を強化する考えを示した。

モニター画面に映し出された、ソフトバンクの宮内謙社長(24日午後、千葉市)

ソフトバンクは2018年12月に東証1部に上場した。公開価格(売り出し価格)は1500円だが、24日の終値は1406円となるなど上場以来、公開価格を下回った状態が続く。株主からは低調な株価の責任を問う声も聞かれた。

宮内社長は「経営陣は深く受け止めている」と応じたうえで「来期から役員賞与の半分は株式報酬としたい」と述べ、経営陣の株価への責任をより明確にする考えを示した。

一方、宮内社長は「成長することに経営陣は自信持っている」と話し、ヤフーのほか、スマートフォン決済「ペイペイ」やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」事業を伸ばすなど継続的な成長に自信を示した。「数年後に営業利益1兆円企業を目指す」として、18年度の営業利益から4割程度伸ばす考えを示した。

会場を訪れた株主からは不満と期待の声が聞かれた。千葉県印西市に住む70代の男性は「株価が思ったより低迷しており残念だ」と話した。一方、都内に在む50代の男性株主は「株価は1500円は超えてくると考えている。既存事業以外でどんな成長ストーリーを描いているのかを見きわめたい」とした。

総会では華為技術(ファーウェイ)との取引を尋ねる質問も出た。20年春に商用化を予定する次世代通信規格「5G」の設備については、4月に日本政府から割り当てられた周波数向けで「5Gのネットワークについてはエリクソンとノキアを使う」と北欧2社を採用したと明言した。

一方、既存の4G基地局について利用しているファーウェイの設備は「このまま継続してやっていく」と説明した。スマホ端末については「グーグルのOSがサービスを提供できるかにかかっており、保留している段階」と述べた。

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