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変わる人口地図(5)―インド、2027年に人口世界1に

国連が報告書で示した予測によると、2027年ごろにインドの人口は中国を上回り、世界最多になる。乳幼児死亡率の低下などでインドの人口は2050年代までは伸び続ける。食糧や雇用などを確保して安定成長を続けていくことが大きな課題となりそうだ。

インドの人口は19年の13億6641万人から30年には15億364万人、50年には16億3917万人まで増える。一方の中国は19年時点では14億3378万人と世界で最も多いが、30年代に入ると中国の人口が減少に転じ始める。今後10年以内に印中の人口は逆転する見通しだ。

中国は一人っ子政策を転換したものの、当面は人口の伸びは緩やかに推移するため、日本と同様に高齢化の課題に直面する。生産年齢人口が減少することで、企業にとっては中国内で労働力を確保するための競争が激化する可能性が高い。

一方、人口増加が続くインドは総人口に占める生産年齢人口比率の上昇が経済成長を高める「人口ボーナス」が期待できるが、課題も多い。

国連は報告書で、インドやアフリカ諸国などは今後も増え続ける人口が「持続的な発展の課題となる」と指摘した。インドでは貧困解消が大きな課題だ。人口大国であるインドがこうした問題にどう対応していくのか、世界的な関心が集まりそうだ。 (随時掲載)

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