壱番屋の3~5月期、純利益27%増 カレーの値上げで
「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋が24日発表した2019年3~5月期の連結決算は、純利益が前年同期比27%増の10億円だった。今年3月にポークカレーなど主力商品を値上げし、フランチャイズチェーン(FC)店向けの卸売販売などが伸びた。
売上高は4%増の127億円だった。中国や韓国にも積極出店している。国内では客数は横ばいだったが、値上げにより既存店の客単価が伸びた。営業利益は41%増の15億円だった。
20年2月期通期の連結純利益は前期比9%増の30億円、売上高は2%増の513億円とする従来予想を据え置いた。10月に予定されている消費増税を受け、客数の減少が避けられないとみている。システムの更新費用も織り込んだ。
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