2019年7月22日(月)

BMW「7シリーズ」外観刷新 最上級SUVも追加

自動車・機械
ヨーロッパ
2019/6/24 17:03
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独BMWの日本法人は24日、BMWの旗艦車種「7シリーズ」の新型を発売したと発表した。デザインを刷新し高級感を高めたほか、車の周囲の広い画角をカバーする3眼カメラを搭載するなど先進安全機能も充実させた。また同日に多目的スポーツ車(SUV)に最上級モデル「X7」を追加し同時発売。高級モデルを充実させて富裕層の顧客を開拓する。

「キドニー・グリル」は面積を4割拡大した

BMWの旗艦車種の7シリーズのデザインを改良した。同ブランドの象徴となるキドニー・グリルの面積を4割拡大。フロントライトとつなげたように配置することで車の存在感を高めた。バックはテールランプを細く水平に配置し、優雅な印象を持たせた。

安全面では3眼カメラを搭載した。近距離、中距離、長距離と画角の異なる3つのカメラを組み合わせ、周囲の状況を正確に把握することで安全性を高める。渋滞時にハンドルから手を離した状態でも、車線や前方の車を認識して追従する機能を日本で初めて搭載した。

ベースモデルとなる「740i」は排気量2997ccの直列6気筒ガソリンエンジンを搭載。その他、ディーゼルエンジンやプラグインハイブリッドなど多彩なパワートレインをそろえた。価格は税込み1090万円から。

24日に都内で開かれた発表会で、ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は「高級車市場は世界的に最も成長している価格帯で、日本市場でも伸びている。競合が増えているなかで、BMWもこの価格帯を充実させる」と狙いを話した。

また同日からSUVの最上級モデル「X7」も同時に発売。全長5165ミリメートル、幅2000ミリメートル、高さ1835ミリメートルと同ブランドで最大のモデルとなる。

各ホイールに取り付けられたセンサーで路面状況を感知し、エアサスペンションで車高を自動調整する機能を持たせるなど乗り心地を追求。7シリーズと同等の運転支援機能も搭載した。価格は税込み1079万円から。

BMWは18年11月に、高級クーペ「8シリーズ」を約20年ぶりに復活させるなど高級車市場の開拓を進める。日本自動車輸入組合(JAIA)によると、18年度の価格が1000万円以上の輸入車の販売台数は4年連続で増加した。

各社が積極的に新型の高級車を投入するなど競争の激しさが増している。高級SUVでは独メルセデス・ベンツの「GLS」などが先行する。BMWもセダンやSUVなどで高価格帯のラインアップを充実させ対抗する構えだ。

(為広剛)

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