100年後の社会 科学者が描く
理研の挑戦「未来に責任」
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日本を代表する研究機関である理化学研究所が100年後の未来社会を描くプロジェクトに取り組んでいる。科学技術の政治や経済、社会への影響力が増すなか、世界が持続するように自らが将来へもきちんと責任を果たすべきだとの考えからだ。日本の研究者は未来作りが苦手とされるが、さまよう科学技術の新たな羅針盤になるのだろうか。
5月24日、東京・日本橋にある理研の東京事務所。「ビヨンド・ヒューマン、機械が人間を超え...
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