2019年9月21日(土)

パナソニック、宅配ボックスでスタートアップと連携
大型荷物に対応

2019/6/24 15:50
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パナソニックは24日、大型荷物の受け取りができるように改良した宅配ボックスを7月に発売すると発表した。物流スタートアップのYper(イーパー、東京・渋谷)の再配達を減らす製品と連携する。パナソニックは都内で宅配ボックスの実証実験をしており、大型荷物の受け取りが課題となっていた。イーパーと組むことで宅配ボックスを普及させ、2021年度に15万台の販売を目指す。

一般的な宅配ボックスに入らない荷物も受け取れるようにして、再配達のストレスを減らす。

宅配ボックスの設置を進めて再配達を減らすことで、荷物の受け取りのために家で待つ利用者のストレス軽減や宅配業界の労働環境の改善につながることを目指す。

パナソニックが新たに売り出す宅配ボックスは「コンボメゾンコンパクト(一鍵タイプ)」で、イーパーが開発したバッグ「OKIPPA(オキッパ)」と接続するように改良した。

オキッパは玄関前などを届け先にする「置き配」に対応した製品で、配達員が荷物を入れて南京錠で鍵をかければ配達が済む。57リットルの容量があり大きな荷物を収納できるため、再配達の手間を減らせるとみる。

パナソニックは18年12月~19年1月までの間、小学生以下の子どもがいる東京都世田谷区の50世帯を対象に宅配ボックスの実証実験を行った。

結果として、「荷物を受け取れれば手渡しでなくても良い」という回答が全体の95%を占めることが分かった。また子育て世帯はオムツなど一般的な宅配ボックスに入らない荷物を頼むことが多いことが、課題として浮上していた。

オキッパを利用できる宅配ボックスを販売することで、配達による負担を減らす。世田谷区での実証実験では、家事育児中で忙しい時間帯の受け取りや再配達での待ち時間にストレスを感じる人が複数いたという。

7月1日に発売する宅配ボックスの新製品の希望小売価格は税抜き7万5100円。オキッパは別売りで税抜き3685円。パナソニックは宅配ボックス全体で21年度に15万台の販売を目指している。

(黒田弁慶)

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