飾りの細部、じっくり見て 福岡・古賀で馬具展

2019/6/24 9:30
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福岡県古賀市の国史跡・船原古墳で出土した馬具約100点を公開する「馬具のビフォー・アフター」展が市立歴史資料館で開かれている。関係者は「当時の最高峰の技術で作った飾りの細部をじっくり見てほしい」と話す。26日まで。

馬の頭に付けるかぶと「馬冑」などが展示されている「馬具のビフォー・アフター」展(18日、福岡県古賀市の市立歴史資料館)=共同

船原古墳は、6世紀末から7世紀初頭にかけての古墳時代後期の前方後円墳。2013年に近くの土坑から6頭分の金銅製馬具一式など500点以上が見つかった。複数の馬具がまとまって出土した例はなく、16年に国史跡に指定された。

同展では、馬の頭に付けるかぶと「馬冑(ばちゅう)」のほか、胴体に付ける帯を固定する「辻金具」や帯にぶら下げて飾る「杏葉(ぎょうよう)」などを展示。出土直後で土が付いた状態の写真を並べ、見比べることができるようにした。土の重みで壊れたり腐食で一部失われたりした飾り具は3Dプリンターで復元して着色、当時の姿を再現した。

市教育委員会文化課の井英明さんは「朝鮮半島との関係を考える上でも貴重な資料。多様な飾りを見て楽しんでほしい」と話す。〔共同〕

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