2019年7月18日(木)

プロ野球

ソフトバンク、交流戦8度目V 故障の逆境糧に

2019/6/23 20:30
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交流戦優勝を決め、ファンに手を振るソフトバンクナイン=共同

交流戦優勝を決め、ファンに手を振るソフトバンクナイン=共同

交流戦優勝を懸けた巨人との決戦、ソフトバンクベンチの策がいきなり吉と出た。初回、本来は外野手ながら打力を買われて二塁で先発した1番福田が甘い直球を右中間席にたたき込む。巨人のエース菅野に強烈な先制パンチを見舞った。

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後続も畳みかける。際どいコースをしっかり見きって2四球1安打で満塁とすると、松田宣の内野安打に敵失が絡んで2人生還。さらに甲斐がスクイズを決めた。

望外の4点をもらった先発和田は「立ち上がりから飛ばした」。140キロ台の直球には伸びがあり、チェンジアップがよく効いた。6奪三振で5回をソロ本塁打1本にまとめ、左肩痛からの復帰3試合目で2年ぶりの白星を手にした。「投げるごとに良くなっているのがうれしい。今後は離脱せず、最後まで貢献したい」と笑った。

5回1失点で2年ぶりの白星を挙げたソフトバンク・和田=共同

5回1失点で2年ぶりの白星を挙げたソフトバンク・和田=共同

七回、福田の2本目のソロで突き放すと、九回のマウンドを託されたのはルーキー甲斐野。最速156キロの剛球で押して3人で片付け、"優勝投手"の栄誉に浴した。交流戦が始まってからの15年で実に8度目の頂点。工藤監督は「1試合ずつ選手が集中してやってくれた結果」とたたえた。

交流戦期間中、復帰したばかりの中村晃に続き、抑えの森、遊撃の今宮ら主力が故障で戦列を離れた。大黒柱・柳田の長引く離脱など万全の陣容からは遠いが、現有戦力の新たな活用法を開拓し、若手に経験を積ませながら、勝利も拾い続けた。再開するリーグ戦に向け「トップしか狙っていない」と工藤監督。逆風も糧にするたくましさが今年のソフトバンクにはある。(吉野浩一郎)

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