2019年8月25日(日)

実刑確定の逃走男、横須賀市内で逮捕 公務執行妨害容疑

2019/6/23 7:20 (2019/6/23 21:19更新)
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 横浜地検に入る小林誠容疑者(中央、23日午前7時23分ごろ)=共同

横浜地検に入る小林誠容疑者(中央、23日午前7時23分ごろ)=共同

窃盗罪などで実刑が確定し、横浜地検が収容しようとした小林誠容疑者(43)が逃走した事件で、神奈川県警などは23日、指名手配していた小林容疑者を同県横須賀市内で発見し、公務執行妨害の疑いで逮捕した。公衆電話からの知人への電話をきっかけに、潜伏先のアパートが発覚した。逃走は丸4日近くに及び、地検や県警は詳しい足取りを調べている。

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横浜地検や県警などによると、小林容疑者が潜伏していたのは横須賀市森崎のアパートの一室だった。逮捕前の23日未明、小林容疑者が公衆電話から知人に連絡したことが分かり、受話器から採取した指紋が同容疑者のものと一致。公衆電話から約300メートル離れたこのアパートが浮上した。

23日午前6時40分ごろ、アパートを取り囲んだ警察官の説得に応じて部屋から出てきたところを逮捕した。けが人はいない。逃走時に所持していた包丁は見つかっていないという。

小林容疑者の逮捕容疑は19日午後1時すぎ、収容状を持って自宅アパートを訪れた検察事務官らに対し、包丁を振り回すなどして公務を妨害した疑い。地検によると、小林容疑者は調べに対し、当時包丁を持っていたことは認めている。捜査関係者によると、包丁は逃走時に捨てたと話している。

県警は23日、小林容疑者をかくまったとして、アパートの住人で一緒にいた自称建築業、幸地大輔容疑者(38)を犯人蔵匿容疑で現行犯逮捕した。部屋には他に複数の女性がおり、関連を調べる。逃走を手助けした人物が他にいないかどうかも引き続き捜査する。

小林容疑者は19日、同県愛川町の自宅から車で逃走。車は同日夜に同県厚木市内で見つかり、その後は知人らの車で移動したとみられる。21日、本人とみられる人物から「22日に出頭する」という連絡があったが、実際には出頭しなかった。

地検の家宅捜索で、小林容疑者の自宅から覚醒剤を使うのに用いたとみられる注射器が発見された。地検や県警は覚醒剤の使用の発覚を免れるために逃走した疑いがあるとみている。県警によると、小林容疑者の確保のため延べ約7千人の捜査員を投入した。

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