2019年8月21日(水)

トランプ氏、イラン攻撃「最終承認せず」

トランプ政権
イラン緊迫
2019/6/22 6:57
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は21日のNBCテレビのインタビューで、イランに対する攻撃計画について「状況が変化するので実行の間際まで承認することはなかった」と語った。「イランとの戦争は望まない」との考えも重ねて示した一方、攻撃する場合には「これまで見たこともない壊滅状態に至る」とけん制した。

トランプ氏は20日、イランに対する攻撃を計画したが実行直前に撤回した。空爆でイラン側に150人の犠牲者が出るとの見通しを米軍高官から告げられ、「好ましくないと思った」と理由を説明した。イランによる無人偵察機の撃墜で米兵に死傷者が出ておらず、報復措置は「釣り合わない」と述べた。

イランとの対話に関して「核問題を議論したいと望めば良いことだ」と強調した。対話の前提条件はないとの考えも表明した。一方で「対話にならなければイランは長年にわたって(世界から)閉ざされた経済になるだろう」と指摘した。イランに対する経済制裁を維持する意向を示したものだ。

ホワイトハウスによるとトランプ氏は21日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話し、緊迫するイラン情勢を踏まえ、原油市場の動向を協議した。トランプ氏は原油高にたびたび懸念を示しており、サウジに原油価格の安定に向けた協力を呼びかけたとみられる。中東のホルムズ海峡周辺を航行するタンカーに対する安全対策も議論した可能性がある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。