創業者長男の敗訴確定 ロッテグループ解任訴訟
ロッテグループ4社の社長などを不当に解任されたとして、創業者、重光武雄氏の長男、宏之氏が4社に計約6億2千万円の損害賠償を求めた訴訟で最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は、宏之氏の上告を退ける決定をした。20日付。請求を棄却した一、二審判決が確定した。
判決によると、宏之氏は2014年12月~15年1月、ロッテホールディングス(HD)副会長のほか、グループ4社の副会長や社長などを解任された。
二審の東京高裁判決は、宏之氏がロッテHDの取締役会で、グループ会社の事業に関し担当者にうその説明をさせたなどと認定し「解任されてもやむを得ない理由があった」と判断した。〔共同〕
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