国際物流大手、東南アジア拠点拡充 米中対立も追い風
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日本や欧州の国際物流大手が東南アジアでの事業展開を強化している。日本通運はマレーシアなどに大型倉庫を整備するほか、域内の越境物流も拡充し、域内の売上高を5年間で1.5倍にする。独大手ドイツポストDHLグループはタイを拠点にトラックを増やし、陸上輸送網を広げる。米中貿易戦争の影響で製造業のサプライチェーン(供給網)が変化していることに対応する。
日通がマレーシアのクアラルンプール近郊で2020年1月末にも完...
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