働くがん患者の相談に一括対応 埼玉県が7月開始

2019/6/21 19:47
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埼玉県は7月から、働くがん患者の治療と仕事の両立を支援するための相談対応を始める。看護師や医療ソーシャルワーカーら複数の専門家がさいたま市内で月2回、がん患者の就労に関する不安や治療費などの相談にのる。県によれば医療機関以外で複数の専門家がワンストップで相談に応じるのは珍しいという。

埼玉産業保健総合支援センターと協力し、県男女共同参画推進センターで対応する。看護師や社会保険労務士など有資格者に加え、がん経験者による相談ブースも作る。

対象は県内在住か在勤で就労中のがん患者で、7月は11日と25日に開く。相談時間は午後6時15分から同8時半までとし、仕事帰りに立ち寄りやすくする。相談は無料だが、事前予約が必要。年間延べ約200人の利用を見込む。

医療の進歩でがんの部位や種類によっては治療が可能になりつつある。だが、がん診断後に退職を選択したり、解雇となったりする患者は多く、県はがんを克服した人や医療費の制度に詳しい専門家らに話を聞きたいという需要は多いとみる。ワンストップで相談に応じる仕組みを整え、がん患者の就労継続を後押しする。

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