マスク付けても「顔パス」 NECが技術開発

2019/6/21 19:38
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NECは21日、顔認証の新技術を開発したと発表した。マスクやサングラスなどを装着した場合でも、事前に登録した画像データと照合し、本人かどうかを高精度で識別できる。駅の自動改札や公共施設のセキュリティーゲートなどで、マスクをつけたまま通行する「顔パス」が実現できるという。

マスクやサングラスを装着しても高い認識精度を発揮する

一般的な顔認証に共通する「顔の一部を隠すと認証精度が下がる」弱点を克服した。人工知能(AI)の手法の一つである深層学習に、本人と似ている他人との違いを強調する独自の工夫を取り入れて精度を高めた。マスクやサングラスを装着していたり、顔を横に向けていたりしても、正面で撮影した画像をもとに高精度で認証できる。

同日開いた説明会ではカメラ映像から登録者を見つけ出すデモを披露。サングラスやマスクを装着していても高い精度で識別した。

顔認証技術は近年、精度が向上したことで普及期に入った。成田空港などの国際空港では、帰国手続きに顔認証ゲートを運用している。ただマスクや帽子、サングラスなどを装着していると認識精度が低下するため、マスクなどを取り外してもらう課題があった。

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