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札幌のなにわ書房が破産申請 ネット通販普及で低迷

なにわ書房(札幌市)は21日、札幌地裁に破産を申請した。債権者約90人に対し、負債総額は2億9千万円。同社は1950年創業で、マルヤマクラス店や東光ストア円山店、東光ストア行啓通店など札幌市内と近郊で計5店の書店を経営している。電子書籍やネット通販の普及で書籍販売が落ち込み、赤字経営が続いていた。

2017年には大垣書店(京都市)と業務提携して仕入れを共同化するなどコスト削減を進めていたが、収益力低下に歯止めがかからなかった。

売上高は00年2月期の13億円をピークに低下し、18年8月期は4億円まで落ち込んでいた。15年にはカフェ業態を出店したが1年半で閉店するなど、苦戦が続いていた。一部店舗は継続して営業する可能性がある。

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