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余った抗がん剤の再利用検討 県立病院で廃棄削減めざす

神奈川県知事が表明

神奈川県の黒岩祐治知事は21日の県議会一般質問で、県立病院でこれまで廃棄していた、余った抗がん剤の再利用を検討する方針を示した。これまでは一度開封すると劣化や化学変化の観点から転用できず、処分量の多さが課題となっていた。薬剤を余すこと無く使用し、高額な抗がん剤治療で患者負担の軽減にもつなげる狙いだ。

県健康医療局によると、全国で年間738億円分の抗がん剤が廃棄されているとの試算もあるという。今後、再利用を実施している県内外の病院から聞き取り調査を進めていく。

一方、開封済みの抗がん剤の保存・使用には品質の劣化や薬の取り間違えにつながるとの指摘もある。保管には無菌室の設置や、使用日や使用量を記録するシステムの構築が求められる。黒岩氏は「安全性を担保した上で薬剤の適正な使用を進めていく」と訴えた。

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