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WTO事務局長、貿易摩擦緩和へ「緊急の対応必要」

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長は20日、米中をはじめとする世界的な貿易摩擦について「緊急の対応が必要」と強調した。6月28~29日に大阪で開く20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせトランプ米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が会談する見通しになったことについて「歓迎すべきサインだ」と述べた。

アゼベド事務局長はWTOの紛争解決機能がマヒしつつあることへの危機感を表明した(20日、スイス・ジュネーブ)

スイス・ジュネーブの国連欧州本部で記者団に答えた。米中が互いに追加関税をかけあう展開は激化の一途をたどっているほか、貿易摩擦はインドや欧州連合(EU)など他の国や地域にも波及している。アゼベド氏は「貿易制限措置が減少することを望んでいる。G20でリーダーたちは(解決へ)行動を起こすべきだ」と指摘した。

WTO改革の主要テーマである紛争解決機能の改善にも言及した。WTOでは最終審にあたる上級委員会のメンバーの欠員が長引き、機能マヒに陥りつつある。アゼベド氏は「加盟国は懸命に努力して(事態打開に向けた)多くの提案が出ているが、話し合いが前進しているとは言えない」と危機感を表明した。

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