2019年7月23日(火)

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なでしこ、菅沢投入で躍動も決めきれず サッカー女子W杯

2019/6/20 21:09
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【ニース(フランス)=本池英人】臆したように迫力を欠くなでしこと、力強く躍動するなでしこ。二面性の色濃い90分間だった。相手のペナルティーエリアに侵入すらできなかった前半の弱気な姿と比べて、「後半はあれだけの試合ができた。本当にもったいない試合」とFW岩渕は悔やむ。

【なでしこ、イングランドに敗れ2位通過 サッカー女子W杯】

日本―イングランド 後半、ゴールを狙う菅沢(右)=共同

日本―イングランド 後半、ゴールを狙う菅沢(右)=共同

結果的にシュート数はイングランドの14本を上回る16本。先を見据えてFWパリスら主力数人を先発から外した相手の本気度は割り引く必要があるものの、後半途中からは日本が試合を支配した時間が確かにあった。

その違いについて、61分に途中出場したFW菅沢の存在が大きかったと右SB清水は振り返る。「(パスの送り先として)目指すところは(菅沢)優衣香さんで、その周りをみんなが走り抜けるという形。やることが1つに絞られた分、みんなの動きが良くなった」

ターゲット役を担う菅沢が灯台となり、進むべき航路を照らした。どこにパスを出せばいいか、どこに走ってパスをもらえばいいか。方向性が定まったことで、ニアにピンポイントで送った鮫島のクロスや、GKとの1対1の場面を演出したMF三浦の1タッチパスといった明確な意図を持つプレーも生まれた。

それらの決定機をものにできなかった菅沢のシュートの精度は課題だが、それはそこまでボールを運べたから見えたもの。決定機のはるか手前で頓挫していた雑な拙攻とは次元が違う。

独力で突破できる快足アタッカーや、遠距離からゴールを仕留めるキッカーは今の日本に不在。だからこそ「選手同士の距離感が遠いと自分たちはやっぱり何もできない」と岩渕。孤立する味方を遠目に眺めるような戦い方ではどこへも進めない。

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