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エンシュウ、工作機械に搬送装置を内蔵

エンシュウは20日、工具で金属を削ったり穴を開けたりするマシニングセンターに組み込んで、加工対象物を自動で搬送する装置を開発したと発表した。9月に販売を始める。工作機械に内蔵するため、工作機械の外にロボットを置いて搬出するのに比べて省スペース化ができ、導入費用も3~4割抑えられる。

搬送装置はクレーンゲームのように加工対象物をつかみ、左右に搬送する。加工対象物の工作機械への搬入・搬出、複数の工作機械を組み合わせた生産ライン間の搬送で使う。新規の工作機械に組み込んで売る。

工作機械に内蔵するため、「ガントリーローダー」と呼ばれる工作機械の外に設ける搬送装置やロボットより設備の設置スペースを広げずに済む。工作機械の駆動源を使い、部品点数を抑えて、コストの低減につなげた。価格は税抜き240万円。

工場の人手不足を背景に高まっている自動化のニーズを取り込む。国内外の自動車部品メーカーに売り込み、年50台以上の販売をめざす。

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