艶やかな歌声 随所に響く(音楽評)
シャルル・デュトワ指揮「サロメ」

2019/6/21 7:00
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今年の大阪国際フェスティバルの目玉の一つはリヒャルト・シュトラウスの「サロメ」。演奏会形式とはいえ、巨匠シャルル・デュトワ指揮する大阪フィルハーモニー交響楽団が極上の演奏で魂を奪った(6月8日、大阪市のフェスティバルホール)。

後期ロマン派風の音響の厚塗りよりも、アールヌーヴォー調の色彩の絨毯(じゅうたん)にデュトワの美質が滲(にじ)む。心憎いほどに勘所を押さえたエロスとタナトスの魔術師に、さし…

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