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ガキ大将の器(大機小機)

2019/6/20 18:22
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米中貿易摩擦は一向に収束の兆しを見せない。6月5日、国際通貨基金(IMF)は、米国と中国の「貿易戦争」が世界経済の成長率に与える影響について最新の分析結果を公表した。関税合戦が激化した場合、2020年の世界経済の成長率は0.5ポイント押し下げられ、とりわけ中国経済は1ポイント成長率が下振れする。一方、関税の引き上げを仕掛けた米国自身の経済成長率も0.2ポイント下方修正される見通しだ。

米中間の貿易収支不均衡に怒りを抑えられないトランプ大統領だが、背景には2つの超大国による覇権争いという経済を超える深刻な問題がある。

覇権国家とは何か。世界一の経済力、強大な軍事力、そして世界を主導するソフトパワーを備えた国である。経済学者キンドルバーガーは、20世紀の両世界大戦間、力を失った英国に代わって米国がリーダーシップをとらなかったことが、世界を大不況に陥れた一因であると指摘した。

中国の国内総生産(GDP)の水準は10年以内に米国を抜く。これは不可避だが、米国は我慢ならない。加えて、中国の技術が自らの安全保障を脅かすほど発展していることに、米国の危機感は高まる一方である。貿易戦争は戦闘開始を告げる鏑(かぶら)矢にすぎない。

米国は中国の不公正、異質さを非難するが、ここで思い出さなければならないのが、覇権国家のソフトパワーである。それは経済力や軍事力を背景とした強制ではなく、他の国々を正義と理屈により納得させるリーダーシップだ。1960年代半ば、米国は自由貿易の旗手として多くの国が一斉に関税を引き下げる「ケネディ・ラウンド」を主導した。しかし今、米国の25%関税に世界の国々は眉をひそめている。

もちろん同じ問題は中国にもある。人権はじめ中国の現状は先進国のスタンダードからほど遠い。それに対しては外国のみならず国内の反発も強いことは、最近の香港の条例改正をめぐる騒動ひとつとっても明らかだ。

かつて子どもの世界にガキ大将という存在があった。図体が大きく腕力があるだけではガキ大将にはなれない。周りを納得させるソフトパワーが必要だった。米国と中国、2つの超大国にガキ大将の器量はあるのか。(与次郎)

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