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ゴールドウイン、「クモ糸」スパイバーとTシャツ開発

スポーツウエアのゴールドウインは20日、「ザ・ノース・フェイス」ブランドから、人工たんぱく質の繊維で作ったTシャツを8月上旬に発売すると発表した。慶応大学発スタートアップのスパイバー(山形県鶴岡市)と共同で作った。微生物が分解できる素材のため、環境への負荷を低減できるという。

発売するTシャツは「プラネタリー・エクイリブリアム ティー」。人工の構造たんぱく質17.5%とコットン82.5%でできている。6月20日から7月20日まで特設サイトで予約を受け付ける。価格は税別2万5000円。

ゴールドウインは15年にスパイバーに30億円を出資し、アウトドア用ジャケットの販売を目指していた。当初はクモの糸の遺伝子に着想を得た人工たんぱく質の繊維で開発を進めていたが、当初の構想とは異なる人工繊維で製品を仕上げたという。

今回はTシャツを発売し、同じく微生物が分解できる素材を使ったジャケット「MOON PARKA(ムーンパーカ)」(価格は未定)を11月に発売する予定をゴールドウインの渡辺貴生副社長は会見で明らかにした。

今回のTシャツは250枚の限定で販売する。希望者が多い場合は7月20日以降に抽選とする。21年にスパイバーがタイに持つ生産拠点が稼働すれば、生産枚数を増やすことができるという。

(佐伯太朗)

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